6-3攻略に際して
神楽です。
今回は、難関揃いの中部海域の中でも
任務等で行く機会の多い6-3について述べようと思います。
6-3海域は水雷戦隊+水上機母艦でしか攻略が出来ず、
その割には敵が強いという厄介な場所です。
特に、ボス戦はどう頑張ってもS勝利を安定させることは出来ず、
そればかりか常に3割ほどの敗北率(※神楽基準)が付き纏います。
好き好んで行くような海域ではありませんが、
それはそれでメリットもある海域ではありますので
そのへんも解説出来ればと思います。
6-3海域の特徴
箇条書きで見てみましょう。
・艦種制限
・敵の強さ
・道中分岐
・航空偵察
・ドロップ艦
こんなところでしょうか。
では、個別に見ていきましょう。
艦種制限
6-3海域に出すことが出来るのは、
駆逐艦、軽巡洋艦、練習巡洋艦、水上機母艦だけです。
そして、駆逐艦・巡洋艦・水母がそれぞれ一隻は必要です。
更に、巡洋艦は三隻・水母は二隻までの制限があります。
加えて、ルート分岐も考慮すると更に選択肢は狭まります。
ここまでガチガチに縛られると、
組める編成はおのずと限られるカタチになります。
敵の強さ
6-3の敵は、こちらの戦力が強制的に制限されるわりに
強力な布陣で待ち構えています。
無論、水雷戦隊+α基準での強さですが、
苦戦するには充分なものとなっています。
初戦の潜水艦隊はともかくとして、
二戦目以降の道中の敵は
こちらに許された編成では少々荷が重く、
主に閉幕雷撃による被害が頻発することになります。
ボス戦に至っては、先に述べたようにS勝利が安定しません。
せいぜい、S勝利率は5割もいけば良いでしょう。
どころか、どう対策しても結構な割合での敗北を覚悟しなければなりません。
完全にオーバースペックの相手に挑んでいるのですから、これは当然の話です。
大井っち「作戦が悪いのよ、作戦が……!」
道中分岐
6-3海域道中の二戦目(三戦目)の後に、
艦隊編成によるルート分岐判定が行われます。
巡洋艦+水上機母艦の艦数が二隻以下であれば上ルート、
以後、巡洋艦と水母の数が増えるごとに下寄りのランダムとなり、
巡洋艦+水母が四隻以上で下ルートに固定されます。
上ルートと下ルートの違いは、
上ルートであれば航空偵察の機会が一回増え、
下ルートであれば航空偵察は一回だけ、
そして道中戦が一回増えてしまいます。
これだけであれば上ルートが完全にお得ですが、
下ルートはその代わりに少しはマシな戦力をボス戦に送り込める
というメリットがあります。
航空偵察
6-3海域では、航空偵察を行えます。
水上機による偵察を行い、索敵値の判定によって
資源・資材を得ることが出来るというシステムです。
イベント海域なんかでちょくちょくありますね。
6-3海域では上ルートなら二回、下ルートなら一回のチャンスがあります。
得られるのはランダムで、索敵値により失敗・成功・大成功と分かれますが
6-3海域では弾薬かボーキが50~150、
あるいは開発資材が1~4個を得ることが出来ます。
たったそんだけ、という意見もあるでしょうが、
ある種の提督にとって開発資材は最も得難い資材とも言えるのです!
そう――神楽のような改修中毒者には……!
ネジ(改修資材)であれば、課金もやむなしと割り切ることは出来ます。
しかし、開発資材をも課金して賄うのは気が引ける。
そんな心理です。
普通に年季の入った提督であれば、苦もなくカンストしっぱなしですしね。
そんなわけで、ある種の行き過ぎた提督ともなると
この難関海域を周回するという常軌を逸した行動に出もするのです。
曰く、デイリー6-3です!
神楽は、デイリー潜水艦狩りにかこつけてやることがあります。
資源やバケツがカンストするイベント前なんかに、ですね。
丁度、今くらいの時期です。
ドロップ艦
6-3海域ほどの高難易度海域ともなると、
ドロップ艦も尖ったものとなってきます。
南方海域のような満遍なく豪華な仕様と比べて、
特定の激レア一点突破仕様とでも言えるでしょうか。
まず、道中のE・Fマスにおいて練習巡洋艦・香取がドロップします。
イベント海域の他は、大型建造でないと逢えない方です。
神楽は二度ほど6-3で香取先生を迎えていますね。
ボスマスでは、
駆逐艦・春雨
巡洋艦・阿武隈、夕張、能代、香取
そして正規空母・雲龍がドロップいたします。
雲龍はイベント海域でもそうそう出会えない激レア艦であり、
この6-3海域でも0.5%ほどの邂逅率となっています。
神楽は五隻の雲龍を迎えており、
最初のイベント報酬の他には6-3で二隻、
2016年夏E-4道中にて一隻、
そして先の食材イベント中に6-3でまた一隻を掘り当てています。
五隻目はさすがに持て余すので、改修に回しましたが。
――以上が、6-3海域の概要となります。
次いで、実際の攻略を見ていきましょう。
6-3攻略
まずは、攻略編成ですね。
制限の中で、幾つかの例が挙げられます。
6-3攻略編成例
開発資材目当ての周回編成
まずは、神楽が最も多く使ってきた編成例ですね。
軽巡一隻・練巡一隻・水母一隻、あとは駆逐艦という
上ルートを通るものです。
戦力よりも、道中での航空偵察に比重を置いたものであるのは
水上機の充実度からも察せられるのではないかと思います。
6-3海域を周回して、開発資材を稼ぐ目的の編成ですね。
若干の戦力不足であることには目を瞑ります。
軽巡枠は普通なら阿武隈改二、もしくは神通改二が鉄板ですが、
航空偵察の観点から甲標的を積めなくなる阿武隈は論外となり、
では神通でない理由というと――単なるレベリングです。
多摩改二以前では、川内型三隻でローテーションを組んでいました。
駆逐艦は、一応初戦の潜水マス対策として
先制対潜攻撃と夜戦連撃・カットインの両立が可能なようにしています。
この6-3海域は、砲魚電カットインがマッチする場所だと思います。
魚雷カットインではオーバーキルであり、
であればそこそこの威力で発動率が高く、
閉幕雷撃の威力もブースト出来るという思想で運用しています。
長波サマ改二を起用しているのは、
D魚電カットインの申し子として調子を見ている面があります。
鹿島キャノン
旗艦に練習巡洋艦・鹿島を据え、中口径砲を三基+水上機を乗せた、
昼連撃と夜戦カットインを両立させる装備です。
これにより、戦力としては心許ない練巡に一発逆転の目を持たせることが可能となります。
旗艦補正で夜戦カットイン率も上昇しますしね。
その他は、開発資材目当ての周回編成と同様です。
夜戦カットイン艦が多いため、
コマちゃん(CommandantTeste)あたりに探照灯を乗せるのも手ではあるのですが、
航空偵察重点であるために却下されています。
安定性重視編成
発動が確率頼みの夜戦カットインを廃し、
夜戦連撃装備で統一した安定志向の編成ですね。
とはいえ、この期に及んでまだ航空偵察重点であります。
下ルート編成
端から下ルートに進むことを目指して
軽巡三隻+水母二隻の最大限の戦力強化を行った編成ですね。
ここまでやれば、ボスまで辿り着ければS勝利の目も大きくなるでしょう。
クォータリー任務、前線の航空偵察を実施せよ! や
Z作戦といった6-3で勝つことを条件とする任務では
こういった戦力増強編成で挑むのもアリでしょう。
そもそも、そういう編成を指定されもするのですが。
――それでは、攻略に移ります。
まずは、鹿島キャノンの具合を確かめる編成で行きます。
6-3・一戦目
まずは能動分岐によるルート選択があります……が、
上を選択する意味ってあるんですかね?
一戦増えるので、仮にその後下ルートに進むと
ボス戦では燃料・弾薬が枯渇してまともに戦えません。
強いて言えば、初戦の潜水艦を回避出来るかも……というところですが、
それにしたって編成はランダムですからねぇ。
ともあれ、無難に下に進みます。
さて、潜水マスです。
上に進んだ場合と異なり、ここでは潜水艦隊固定なので
デイリー潜水艦狩りに利用するわけです。
なお、海域MAP上でいつもの潜水艦隊を示すアイコンが出ないため、
陣形選択は慎重に行きましょう。
敵は、たま~に大破食らって撤退に追い込まれもしますが、
だいたいは無事に通過出来る程度のものです。
ハッスルして複数艦が中破になるようだと、撤退したほうがいいでしょう。
6-3・二戦目
6-3二戦目は、水雷戦隊が相手になります。
2パターンあって、これは旗艦がツ級の場合ですね。
水母の水上爆撃機を枯らすことがあるので厄介です。
こちらはフラ軽巡旗艦のパターンで、先程のものより敵艦数が多いです。
どちらであろうと、調子が良くないと主に雷撃フェイズでやられることがあります。
6-3・航空偵察
二戦目を終えると、航空偵察のフェーズとなります。
上ルートに進むため、チャンスは二回ですね。
片方は成功止まりで、結果はボーキと開発資材1個でした。
ボス前の航空偵察は判定がシビアであるらしく、
どれだけ水上機を積んで行っても大成功にならないことがあります。
6-3上ルート・ボス戦
6-3ボス戦です。
運良く弱編成を引き当てた、と言いたいところですが――
生憎の丁字不利でした。
6-3ボスで負ける場合はだいたいこういう時です。
昼のうちに数を減らせず、夜戦で攻撃する前に無力化させられるという。
あるいは、コッチだけ丁字不利という理不尽に見舞われる場合もあります。
今回は、駆逐艦二隻を片付けているという最低限の仕事はしてくれました。
あとは夜戦の出来次第です。
早速、鹿島キャノンが炸裂して敵旗艦を仕留めました!
思惑通りの活躍をしてくれると嬉しくなります♪
あとは順調に推移して、S勝利はなりませんでしたが
A勝利にて航空偵察の戦利品を無事GET出来ました。
6-3下ルート・三戦目
なお、その日のデイリー潜水艦狩りついでに
下ルートでの攻略もしておこうと思いましたが――
あえなくリ級に阻まれるカタチとなり、その日は断念しました。
ここで無理しても負けるだけですからね。
日を改めまして、リベンジマッチです。
今度は、無事に通過出来ました。
6-3下ルート・ボス戦
ボス前の航空偵察は、ボーキ150でした。
当たりの部類ですが、やはり開発資材が欲しいです。
下ルートからの6-3ボス戦、最強編成に当たってしまいました……。
航空戦で駆逐艦を落とし、戦艦を大破させるという上々ぶりです。
コマちゃんが戦艦を落とす快挙もありました。
夜戦突入、多摩キャットが悪雨ちゃんを撃破してくれました。
最後は、水母コンビが残る戦艦を落として殲滅完了です!
晴嵐さん+晴嵐さん+甲標的装備の瑞穂が
何故か夜戦連撃をするのが面白い挙動です。
たまに夜戦で起死回生の一撃を放つことがあるのですよね~。
S勝利、航空偵察の戦利品もGETです。
もう一回、上ルート
デイリー潜水艦狩りが残っていたので、
今度は開発資材を狙って上ルートで攻略します。
首尾よく大量の開発資材GETチャンスが到来していますが、
同時にこれは凶兆でもあります。
6-3海域にて開発資材を多く入手出来そうな時は、
その数に比例してボス戦での敗北率が跳ね上がる――
というジンクスが神楽にはあるのです……!
余計に苦渋を舐めさせようとする天の嫌がらせに他なりません。
ともあれ、ボス戦です。
最強編成に当たりましたね、知ってた。
微妙にやられたままボスまで来ちゃってますが、
元来鹿島はあまり戦力に数えていないため、
実質長波サマ一隻中破換算です。
狙いすましたかのような丁字不利です。
まぁ、そうなるな……。
案の定、開発資材の呪いが発動してますね。
開発資材が欲しくてたまらないのに、その呪いに苦しめられるという。
これがデイリー6-3です……!
若干、コッチだけ丁字不利も発動して完璧と言って良いでしょう。
夜戦突入です。
まずは、旗艦・鹿島が身を挺して戦艦の攻撃を受けてくれました。
充分な仕事です。
多摩キャット、朝潮ちゃんと着実に仕事を重ねてくれます。
トドメは、ずっと中破のまま耐え忍んできた伏兵・長波サマが
伝家の宝刀・D魚電カットインをお見舞いして決着です!
開発資材の呪いに負けず健闘してくれました。
A勝利で無事、開発資材を4個GETです!
こんな感じで、神楽はデイリー6-3をやっています。
毎回が綱渡り感覚でタノシイヨ?
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