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【艦これ】鎮守府“氷”祭り in 幕張特設泊地 -氷上の観艦式- 感想・レビュー

艦これ(第二期)
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鎮守府“氷”祭り

神楽です。

2018年7月14~15日に開催された、

鎮守府“氷”祭り in 幕張特設泊地 -氷上の観艦式-

通称・艦これon ICE を観覧して来ました。

神楽が参加したのは、土曜日14日の公演です。

例によってこの手のイベントの物販は熾烈を極めるため、スルーで。

神楽、グッズの類に手を出さないスタイルなので。

ただ、瑞雲祭りではカレー等の食べ物に手が届かなかったので、

今回は何か食べられれば良いな~、程度の気持ちでした。

家を出たのは、正午。

最寄り駅から東京に向かい、

京葉線で会場の幕張メッセのある海浜幕張駅を目指します。

 

幕張メッセへ

時に7月半ばにして猛暑というか酷暑となっています。

神楽は、熱中症対策はこれといってしませんでした。

せいぜいタオルや帽子をバッグに入れた程度です。

外で並ぶ可能性は薄いことと、今ではどこにも自販機がありますからねぇ。

そんな慢心っぷりで東京駅に到着。

毎回コミケ帰りに通っている、京葉線までの長~い通路を行きます。

ここから海浜幕張駅まで、およそ40分といったところ。

途中、舞浜にてネズミの王国を横目にしました。

――実は神楽、ネズミの王国を遠巻きとは言え直に見たのは初めてです。

全く縁のない人生でしたゆえ。

というか、神楽にとって舞浜と言えばゼーガペインですし。

舞浜シャイニングオーシャンパンチ!

ともあれ、海浜幕張駅に到着です。

ここから歩きで幕張メッセに向かいます。

というかここ、真横や向かいや手前をAEONに包囲されているのですね。

AEON輪形陣!

 

現地到着

幕張メッセに着きました。

14:00前くらいですね。

まずはさっさと建物内に退避して涼みます。

それから、軽く物販を覗いてみることにします。

上手いことご飯にありつけると良いのですが。

 

1ホールの物販ブースに到着。

物販列は……ありませんでした。

どうやら、ほぼ全ての商品が完売した模様です。

残っているのはちょっとした小物類の他には

今回のイベントのパンフレットくらいですね。

それも、無良提督仕様の方は完売です。

どうも、無良提督関連の品はスケートファンの方々により瞬殺だったそうです。

予想出来たとはいえ、凄まじいことです。

 

とりあえず、記念にパンフレットを購入しました。

まぁ、これくらいは。

左下のアクリルキーホルダーは、

後のイベント会場入場の際に配られたものですね。

無良提督のと選択でしたが、神楽は赤城さんを。

――イベント後だと、無良提督のも良かったなぁと思います。

ちなみに、神楽の見ている前で無良提督キーホルダーは完了していました。

 

と、ちょっと未来の話に逸れましたが、物販ブースを抜けていきます。

瑞雲祭りにあったものが飾ってありました。

よみうりランド史上最高のバンジー挑戦者を叩き出した

巨大な榛名です。

幾人もの提督に抱きつかれて

ボロボロになってしまったという金剛を撮り忘れてしまいました……。

 

で、食べ物ですが、カレーを始めめぼしいものは完売しておりました……。

フロートも、神楽が来た途端に販売中止となりまして。

結局、他のレストランで食事をすることになりましたとさ。

開場までの時間を、ここで潰すことになります。

 

会場入り

時間になりましたので、イベント会場に移動しました。

受付のチケット&身分証提示で、多少外に並びました。

そこで前述のキーホルダーを受け取ると、協賛やお祝いの花束と

各種展示物が飾ってありました。

 

艦娘フィギュアや

 

艦船模型やコスプレ衣装など

 

つい最近発表された三越榛名やfigma鈴谷

 

あまつん(天津風)と、サブカルクソ時雨

 

摩耶様にイク(伊19)、グラ子(Graf Zeppelin)

 

にゃしい! デース!

 

寝そべり金剛型

 

ぜかまし(島風)

 

多分、新発表のちっちゃいフィギュア

早速、ガンビーちゃん(Gambier Bay)やジャー子(Jervis)、

そして浮き輪さんがラインナップされています。

 

三越コラボのおビール様ですね。

 

大和模型や三連装機銃など

 

――といった展示物がありました。

これらを撮っていたら、開演時間間際になってしまったので

急いで席に向かいます。

途中、イベント会場内物販があり、めっちゃ並んでいました。

こちらにはまだTシャツ等が残っていたようです。

 

“氷”祭り、開演

ステージが始まりました。

スケートリンクの真上にプロジェクションマッピングの装置があり、

氷上に映像を投写していました。

これにより、氷上を海上に見立てる演出がなされ、観客の歓心を誘っていました。

 

演者、お披露目

トップバッターは、

澤山璃奈さん演じる深海氷上棲姫です。

深海の姫らしい青と白の衣装が映え、大変お美しいです。

一流のスケーターの滑りを目の当たりにし、

神楽もそうですが生まれて初めて

生のアイスショーを観るであろう提督方の度肝を抜きます。

 

次に、我らが艦娘達の登場です。

夕立、響、時雨、満潮といった駆逐艦が先鋒を切ります。

……響役の方が黒髪ロングなせいか、暁だと思っていました。

それから、神通・阿武隈といった軽巡洋艦が続きます。

最初、この子誰役だろうと思ってよーく見たら

「あ、アブーン(阿武隈)か!?」と思い至りました。

衣装や髪型で判別が付くのは艦娘の良いところです。

つーか、事前にパンフ見なさいよ……。

メロンちゃん(夕張)は一日目の神通と交替で二日目に登場したようです。

これら水雷戦隊が戦列を組み、

単縦陣や複縦陣に組み換えをする度に歓声が起こっていました。

之の字運動もやっていましたね。

二次創作やアニメ・映画等の映像作品で

艦娘の機動は水上スケートと呼ばれていましたが、

いざ実際にフィギュアスケートで再現されると

また格別の想いが押し寄せて来ました。

実際、神楽泣いてましたよ……。

「あー、コレを表現したかったんだなぁ……」、と。

 

そして、最上・三隈の重巡洋艦コンビです。

終始、姉妹でイチャコラしてましたね……尊い。

この手のイベントの花、金剛四姉妹の登場です。

このあたりで、プロジェクションマッピングにより

艦娘イラストと艦名が氷上に映し出されました。

四番目に登場した霧島役の方を見て、

「あれ? 金剛じゃないの?」と疑問に思ってしまいました。

髪がロングでしたからねぇ。

眼鏡を掛けていたので、霧島と判別出来ましたが。

最後に一航戦、赤城・加賀の登場です。

二人共、スラッとして足が長くて綺麗でしたね。

後に、瑞鶴が一度だけ登場しますが、

どちらかがコンバートしたのでしょうかね?

大型艦も出揃い、艦隊も充実したことでその動きも複雑化していきます。

空母がいるなら、輪形陣ですよね!

そうして徐々に艦数が揃っていき、

12隻揃い踏みとなったところで――来ました、連合艦隊!

やるだろうとは思っていました、いましたが

いざ実際に目にするとその感動は格別のものがあります。

通常艦隊もそうですが、

これだけの人数の動作を制御して一つの動きとして成立させるのは

どれほどの訓練と努力が必要なのでしょうか?

しかも、実際の艦隊がほとんどこの演技と似たような

機動と統御を行っていたというねぇ……。

 

ステージは続く

それから、深海側のターンに入ります。

まずは戦艦棲姫改とヲ級改が登場します。

素人目ですが、艦娘側より一段階上の演者であるように見えました。

敵方として、少ない出番や人数で

アピールするための配役なのではないかと思います。

駆逐艦イ級役の子達も出てきました。

ロ級かハ級かもしれませんが。

っていうか、リアル子供ですよ!?

そりゃ、幼少のスケーターはいるのでしょうが。

艦隊を組んでの機動を行った後、満を持しての登場となる

伊藤みどりさん演じる深海氷翔王女です。

アカン、マジモンのレジェンドや……。

本来ならあり得ない配役として、

むしろスケートファンの度肝を抜いたという形ある伝説が今ここに。

その存在感は明らかに次元が違いました。

神楽ごときの素人感想では到底表現出来ないので、

何らかの方法で映像化されないかなとしきりに思います。

こんなスゲェの、もっと多くの人に観てもらわなきゃもったいない!

それから、冒頭に登場した氷上棲姫の再登場です。

氷翔王女率いる深海勢にコンタクトを取ろうとして拒絶されている風でしたね。

深海にも派閥があるのでしょうか?

このステージの演出が実際のゲーム設定に反映されるのかはわからないですが、

少なくとも氷上棲姫ははぐれ者のような扱いの模様です。

 

艦娘サイドに移りまして――

無良提督だアアアァァァァァァッッ!!!

いやもう、ただひたすら格好良いとしか言えません。

同時代にフィギュアスケート史上最強の怪物がいたとはいえ、

確実にメダリスト級の才能を持ったトップスケーターがそこにいました。

生トリプルですよ、生トリプルアクセル!!

もうね、ジャンプの高さが異常でした。

ステージが始まってからも、このイベントは実際どうなんだろうと

疑問を抱いたままの方は多かったんじゃないかと思います。

それが始まってすぐに想像以上のガチっぷりに考えを改め、

次から次に繰り出される演目に心奪われ、

トドメに無良提督で心を鷲掴みにされた感じでした。

 

無良提督と金剛姉妹のケッコンカッコカリをお送りいたします。

そうか、無良提督重婚派なのか……(リアルとごっちゃにすんな)。

それから無良提督の見守る中、艦娘の演習風景です。

ステージの端っこに行っている間も、ちょこちょこ移動したり細かい動作をしたりと

艦娘と提督の両方に目を配らないといけないのでした。

こういう、両サイドに気を配る努力が求められる瞬間がままありました。

神楽、気合を入れれば短時間なら左右別の視界を認識出来ますが

疲れるのですよねぇ……実際疲れました。

視覚・聴覚から入る情報量が膨大ですので。

 

海防艦の日振と大東が出てきましたね。

ちっちゃい! 可愛い!

会場のボルテージが一段上がった気がします。

思うに、運営の想定する艦娘の外見年齢に準拠して

演者の年齢・外見が選ばれているのかなと思いました。

観客でありプレイヤーである神楽としては、

そういう想定であると受け止めまして、インスピレーションが捗ります。

 

ここでサプライズ。

内田秀さん(Warspiteの中の人)が

椅子に座って登場しました!

会場内、爆笑の渦でした。

内田さんは響に手を引かれて、リンクを一周しました。

今回は、スケート靴で氷を擦り下ろしたのですね!

 

遂に、艦娘と深海の戦闘が開始されます。

深海に汚染されたかのような赤い海原(氷だけど)が見事です。

砲撃や雷撃が、プロジェクションマッピングにより氷の上に表現されます。

思うのは、擬人化された状態でこの人数が交錯するのでさえ

これだけゴチャゴチャしてしまうというのに

実艦の戦闘現場はどれだけ混乱するのかという。

ましてや夜戦の乱戦となれば……です。

戦闘は随伴のイ級を片付け、

残る戦艦棲姫改とヲ級改を追い詰め、

ヲ級改、戦艦棲姫改の順で倒して勝利です!

なお、戦闘BGMに合わせて、和太鼓の演奏もされました。

曲は、『連合艦隊、西へ』でしたね。

かなりのアップテンポですのに、良く付いていったと思います。

 

休憩

ここで20分間の休憩に入りました。

氷上にカウントダウンが映し出されています。

トイレ休憩等でステージの外に出た観客からは、絶賛と感嘆の嵐でした。

良い意味で期待を裏切りまくりですので、当然の反応でしょう。

話のネタとしてはスパ子の登場と海防艦、

そして無良提督にメスにされた提督多数、でしょうか。

 

ステージ後半

休憩が終わり、後半開始です。

休憩時間のカウントダウンは、やっぱり一分前で実質終了になるのでですね!

(遠征等のシステムとリアルを混同する提督脳)

まずは、海防艦が勢揃いです。

ちっちゃい子達がリンク内を飛び回ります。

ここらで神楽は、「あ、この子達がイ級と兼任しているんだ」

と気付きました。

スカート等が一緒でしたからね。

フードを被るだけのお手軽変身です。

この子達、未来のトップスケーター候補なのでしょうねぇ。

今の日本フィギュアスケートの隆盛は、

このくらいの子供の頃から徹底した英才教育の賜物と聞き及びますし。

もしかしたら、伊藤みどりさんを始めとする大物を呼べたのは

こういった年若い子達に出演依頼が行って、

その指導役としての繋がりからメンター兼任で話が進んだのではないか

……なんて想像をしました。

実際のとこは知りようもないですが。

 

艦娘総出で瑞雲法被を着込んで出て来ました。

来ましたね――瑞雲音頭もとい艦娘音頭の時間です!

そろそろ振り付けに慣れてきた感もありますが、

今回は座ったままで大きな動きも出来ないので気持ちだけ。

傍から見ると明らかにオカシイこの行事も板についてきました。

スケートファンの方々は困惑したのではないでしょうか?

 

クライマックスに、深海との最終決戦です。

無良提督が通常艦隊の六隻を選抜し、出撃。

始めはまたも戦艦棲姫改・ヲ級改率いる艦隊との対決です。

前半の個体とは別なのでしょうか?

と、ゲーム脳で考えてしまいます。

戦艦棲姫改とヲ級改を残し追い詰めていたものの、

夜戦にて一隻一隻やられていき、いよいよヤバイ――

と思ったら、やられたフリをして不意打ちを仕掛ける算段だったようです。

二隻に大ダメージを与えたところで

途中から氷翔王女が参戦し、混乱の極みとなります。

大ボスの登場で戦局がひっくり返されました。

確認した限りだと、

 

・疲労、損傷した艦の回復を行える

・雷撃を文字通り「翔んで」回避出来る

・相手全員をまとめて攻撃出来る

 

と、とんでもないチートっぷりです。

特に全体攻撃がヤバいです、MAP兵器ですかねありゃ。

サイフラッシュ……。

演出的にはコッチですけど。

霧の艦隊の超重力砲も、知らない提督が見たら

コラか何かと勘違いするのでしょうね。

さすがなのは、伊藤みどりさんが砲撃や雷撃を受ける際、

氷上に映るエフェクトに寸分違わず位置取りをしている点です。

空間把握能力がダンチであることがわかります。

いよいよとなったところで、友軍艦隊よろしく援軍が到着し

連合艦隊でのボス戦となります。

激戦の果てに氷翔王女を退け、まさに薄氷の勝利といったところです。

おそらく、倒せてはいないのでしょう。

 

最後に、声優さん達が定番となった『月夜海』を歌う中、

氷上棲姫こと澤山さんの演技が展開されます。

結局、彼女はどういった存在だったのでしょうか?

カーテンコールは全演者が順に登場し、

およそ一時間半にわたるステージが終了しました。

観客一同、万雷の拍手で称賛を送るのでした。

 

ステージ終了

興奮覚めやらぬ中、イベント会場を、幕張メッセを後にしました。

帰りに秋葉原に寄って、ちょっと買い物をしてから帰宅した神楽でした。

 

思うに、今までの艦これ関連リアルイベントの集大成ではなかったでしょうか。

これまでは生演奏や和太鼓といった演目はあくまで個別のものでしたが、

今回はアイスショーの演出として同時に展開され、

総合的な芸術としてまとめ上げられていたように感じました。

ゲーム上の情報の発表もなかったことも、

このイベントが純粋なアイスショーであるという表明であったのかもしれません。

ただ、他のアイスショー同様、映像化されない可能性が高いのが残念なところです。

それでも、他のよりは可能性があるとのことですが。

門外漢とも言える艦これ運営主導(かどうかは定かではありませんが)

であることが功を奏することを祈ります。

神楽は今回S席を取れまして、

席はなんと二階最前列というベストポジションでした!

ステージを広く見渡すことが出来たという点で

もしかしたらSS席よりも恵まれた立地かもしれないとのことです。

SS席は演者と距離が近しいのは良いですが、

プロジェクションマッピング等の演出が見にくいという欠点もあったようで。

色々と幸運に恵まれた神楽でした。

 

――そんなわけで、長々と語って参りましたが

艦これ”氷”祭りの感想とさせていただきます。

 


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