7-2海域・第一戦力ゲージボスマス周回
神楽です。
今回は、先日実装された7-2海域の第一ボスマスを
お手軽なキラ付けやレベリングに利用出来ないものかと試してみました。
対潜主体の海域(1-5・7-1など)は、この手の議題になりやすいですしね。
特にキラ付けが重要な駆逐艦や軽巡(あと、海防艦も)が対潜が得意、
かつ潜水艦相手では特に高い練度や貴重な装備が必要ないというのも
対潜MAPが選ばれやすい理由かなと思われます。
そりゃ、最強は1-1キラ付けでしょうけど。
ともあれ、キラ付けと共に語られやすいウィークリーあ号任務ですが、
この7-2第一ボスマスもその対象としてカウントされることはわかりました。
編成や装備をアレコレ試しながら周回していたら、達成していましたゆえ。
1-5・7-1海域周回キラ付けとの比較
1-1海域は別格としまして、他の似たような対潜MAPでのキラ付けと比較してみましょう。
1-5海域周回キラ付け
まずは、1-5海域でのキラ付けについてです。
1-5海域は駆逐艦や軽巡・海防艦を四隻で編成し、
旗艦にMVPを集中させるように装備を調整して行うものです。
戦闘数は、ボス戦含めて四戦となります。
道中戦・ボス戦の全てで旗艦MVPを取れば、
1-1海域を三周する、いわゆる三重キラ状態と同様のcond値に
一回の出撃で達することが出来ます。
旗艦にMVPを取らせる都合上、
随伴艦には先制対潜攻撃させない(出来ない)ようにしなければならず、
必然的に開幕戦で敵を殲滅出来ないために被弾する可能性はかなり高いです。
従って、道中で撤退する羽目になる確率は少なからず存在しています。
この場合、キラ付けが不充分になってしまいます。
そうなった場合、神楽は旗艦の子を1-1海域でキラ付け補填しています。
特に神楽は遠征駆逐艦を同型艦・姉妹艦でチームを組んで
レベルや経験値・装備を揃えるようにしていますので、
些細なズレも許せないのです(神経質)。
7-1海域周回キラ付け
次に、7-1海域でのキラ付けです。
ぶっちゃけ、キラ付けとしては安定しません。
対潜戦闘のみならず、水上艦との戦闘が間に挟まるため装備が分散してしまいます。
特に、開幕で水上艦の数を減らせないため砲撃戦や雷撃戦での被害が目立ちます。
何度となく、二戦目で撤退した経験があるものかと思われます。
そこを何とかしようと四隻編成で雷巡等を使って安定を図ると、
今度はボス前で逸れる可能性に直面します。
この海域で真にキラ付けをしようとするならば、
装備枠・2スロットでソナーと爆雷シナジーの先制対潜攻撃が行える上に
(GFCS Mk.37 フレッチャー電探装備や軽巡であるなどで)射程・中で
他の先制対潜攻撃可能艦に先んじて対潜攻撃を行うことでMVPを取りやすいといった、
極めて限られた艦にのみ恩恵があるということになってしまいます。
高レベルの軽巡であれば、概ね条件に合致するのですけどね。
つまり、7-1海域でのキラ付けは軽巡が適しているということになります。
それと、射程・中でソナー・爆雷シナジー付き先制対潜攻撃を行える駆逐艦ですか。
タシュ子(Ташкент)の優秀さが光りますね。
あとは、GFCS Mk.37 フレッチャー電探を装備した海防艦とか。
ただ、取得経験値と戦果は三海域の中では追随を許しません。
ボス到達と旗艦MVPが安定出来るなら、これほど稼ぎやすい海域もないでしょう。
そのためには艦隊の練度や装備の充実の他、
随伴艦に補強増設を施してダメコンを乗せて行って
二戦目での大破撤退を防ぐというような準備も必要になってきます。
つまり、本気でやるにはかなり敷居が高い代わりに見返りも大きいということになります。
7-2海域周回キラ付け
そして、今回の議題である7-2海域でのキラ付けです。
まず、1-5海域同様、
駆逐艦・軽巡洋艦・海防艦の別なくキラ付けを行えます。
対潜値の高い軽空母、というか護衛空母でも可能でしょう。
最短で対潜戦闘を三回になりますので、
他の海域に比べるとcond値の上昇は控えめになります。
取得経験値は、1-5以上7-1未満となります。
それと、一戦目で出る潜水艦が四~五隻であること、
二戦目で出る潜水艦が三隻であること、
ボス戦では潜水艦×三隻の他に駆逐艦が混ざること、
これらがちと調整を難しくしている関係上、多少運が絡みます。
特に、ボス戦でフラソ級が出た上で丁字不利だったりすると負ける可能性もあります。
比較の結果――
1-5海域でのキラ付けを基準にしますと、
7-1海域でのキラ付けは、かなり安定感に欠けること。
そうでなくとも旗艦MVPやボス到達に入念な準備が必要な代わり、
取得経験値や戦果が多大であることが利点になります。
7-2海域でのキラ付けは一周あたりのcond値上昇が少なく、
また1-5海域で行うよりも運に頼る要素が大きいことが挙げられます。
普通に考えれば、
1-1と1-5の両海域で事足りると結論出来てしまいます。
周回安定の難易度の観点であれば、1-5>7-2>7-1
実入りの大きさで言えば、7-1>7-2>1-5
と、真逆の状態になっていると言えます。
プロフェッショナルであれば7-1海域、
無理なく安定を求めるのであれば1-5海域、
その中間が7-2海域――というようにまとめられるでしょうか。
7-2海域・キラ付け周回
では、そんなスキマ産業的な7-2海域・第一ボスマスでのキラ付けを紹介します。
大前提として最短ルートを通る必要がありますが、
ボスルート固定編成としては
駆逐艦×三隻か海防艦×三隻が必要です。
これらに満たないと、最短ルートどころか第二ボスルートに行ってしまいますので。
その上で、駆逐艦×三隻に加えて自由枠×一隻
海防艦×三隻に加えて自由枠×二隻まで追加可能です。
自由枠には、駆逐艦・軽巡洋艦・海防艦・軽空母を編入可能です。
最大五隻で第一ボスマスに行くことが出来るわけですが、
旗艦MVP取得に関わる事情により、
駆逐艦×三隻+キラ付け旗艦という編成に限定
することを提言いたします。
7-2-Gキラ付け・試行その一
神楽が脳内で試算した7-2-Gキラ付け編成は、このようなものになりました。
まずはボス戦を見据え、水上艦対策に砲を積んでいくことを考えました。
随伴艦を海防艦でなく駆逐艦にしたのは、
雷撃で水上艦を処理させるためです。
単縦陣で挑むわけではないので、当たる確率が低いのは承知の上で。
従って、自由枠がひとつに限定されますので、そこにキラ付けする子を旗艦に。
随伴艦の対潜能力をソナーのみに制限して、旗艦MVPを狙おうとしています。
また、随伴艦が一隻だけ先制対潜攻撃出来ないのはわざとです。
二戦目の潜水艦が三隻なので、四隻で先制対潜攻撃が出来るようだと
そこで旗艦MVPが取れなくなる可能性があるからですね。
これにより、一隻は先制対潜攻撃が出来ない子であっても随伴艦に組み込めることになります。
低レベルの牧場艦やドロップ艦を組み込んでも良いでしょう。
一戦目
机上の空論が上手く行くかどうか、実戦で試すとしましょう。
まずは一戦目です――ちゃんと最短ルートに入りましたね。
相手は潜水艦が四~五隻になりますので、
開幕で三隻処分出来るとして、残りの取り合いが発生します。
旗艦はソナー・爆雷フルシナジーであることで与ダメージ量が有利ですが、
可能ならもう一発叩き込んでMVPを確定させたいところです。
GFCS Mk.37 フレッチャー電探などで射程・中に出来れば良いのですが、
それが可能なほど対潜値が激高な駆逐艦は少ないです。
ここでも、元から射程・中の軽巡やタシュ子、フレッチャー電探装備の海防艦などが有利です。
ともあれ、特殊な例を除くほとんどの駆逐艦旗艦では、
ここでMVPを取るのは多少の運任せになってしまいます。
だいたいは取れるのですけどね。
あとは、敵のエリート潜水艦を先制対潜攻撃で倒せなかった場合の被弾ですが、
そんなのは1-5・7-1海域でも頻繁に起こることですゆえ。
二戦目
二戦目は、確定で潜水艦×三隻が相手です。
敵の強さはまちまちですけど。
ここで旗艦MVPを取らせるために、
敢えて先制対潜攻撃可能艦を三隻に抑えています。
……おおっと、ここで神風が先制対潜攻撃を外してしまいました。
どうやっても命中率は最大97%とのことなので(例外はあり)、
こういうことも稀に良くあるのは諸提督方はご存知かと思われます。
その後の砲撃戦でも神風に攻撃の機会が与えられず、MVPを逃してしまいました。
戦闘後に1-1キラ付けをして補填しておきます。
ボス戦
第一ボスマスに辿り着きました。
陣形は、駆逐艦が混ざるため複縦陣を選択。
本攻略で学んだやり方ですね。
……この時は、これがベストだと思っていました。
いざ、戦闘開始。
フラソ級がいるのも不運ですが、どうにもダメージが奮いません。
しかも丁字不利……アカンですね。
なんとかA勝利は出来ましたが、ヒヤヒヤものです。
初っ端から悪い事例が集中するのは、マーフィーの法則でしょうか?
最悪、勝利出来て旗艦MVPが取れれば御の字ではあります。
出来ればS勝利でドロップにも期待したいところですが。
結構な経験値も得られますしね。
試行を続けて――
それから、神風型のキラ付けを行いつつ検証を重ねていくのですが――
二戦目まではだいたい安定してきたのですが、肝心のボス戦で問題発生です。
どうにも、被弾が多くてバケツ(高速修復材)の消費がかさむのです。
随伴艦に一線級の駆逐艦を起用している以上、
1-5海域のように低レベルの随伴艦を気軽に入渠させるってわけにはいきません。
その原因は、複縦陣により潜水艦に満足なダメージを与えられず、
開幕雷撃や閉幕雷撃で被害が出ることだったわけです。
――戦術の見直しが必要になりました(松風の時にボスに負けましたし……)。
7-2-Gキラ付け・試行その二
装備を少し弄りました。
随伴艦にソナー・爆雷シナジー対潜装備にして、ダメージUPを狙います。
変わらず、先制対潜攻撃可能艦は三隻に抑えていますけど。
道中戦は飛ばして、ボス戦からとなります。
今回から陣形選択は、対潜特化の単横陣にしました。
水上艦は放っておいて、とにかく潜水艦を片付けないとバケツがかさむと判断しました。
同航戦なのも手伝って、開幕で潜水艦を全滅出来ました。
対潜フルシナジーのため、旗艦の与ダメージが多くなるはずです。
敵が残り一隻の場合など、夜戦を挑める場合もありますが
普通は止めておいた方が良いでしょう。
旗艦の与ダメージ以上に随伴艦が与えてしまう可能性が高いですから。
今回は夜戦での与ダメージがあるので、あまり検証としてはよろしくないですね。
更に検証を続けます。
結構なダメージが出ていますが――
砲撃や雷撃との兼ね合いで、随伴艦に総ダメージ量で上回れてしまうこともあります。
この問題は、随伴艦の対潜ダメージが大きすぎるからでしょう。
7-2-Gキラ付け・決定版
検証の結果、編成・装備はこのようなものに行き着きました。
コンセプトはそのままに随伴艦の対潜装備をソナーのみに限定し、
対潜ダメージの抑制と単横陣でのダメージアップの
両翼でバランスを取るわけです。
ボス戦で上手くいくことを願います。
丁字有利とあって、首尾よく潜水艦を開幕で排除出来ました。
今のところ、単横陣ながら閉幕雷撃が刺さってくれています。
思わぬ雷撃ダメージで、随伴艦にMVPを持っていかれることもありますが。
交戦形態の悪い場合も見ておきたいですね。
反航戦なれども、そこそこのダメージは出ていますが、
敵旗艦を開幕で倒せませんでした。
反航戦以下だと、開幕で潜水艦を全滅させるのは難しい場面もありそうです。
最低でも閉幕雷撃までに無力化してくれることを祈ります。
今回は、旗艦ハギー(萩風)の砲撃戦ダメージが決定打になって
僅かな差で総ダメージ量でトップに立てた上でのMVPでした。
まだまだ危なっかしいところはありますが、ひとまずのカタチにったものと判断します。
7-2-Gキラ付け・中射程艦
最後に、射程が中以上の旗艦でキラ付けをしてみます。
ほとんどの軽巡や、おにおこ(鬼怒改二)や
アブーン(阿武隈改二)を中口径砲で、
海防艦をフレッチャー電探で射程・中にしたり、
あるいは護衛空母などの場合ですね。
一戦目
一戦目は開幕で三隻仕留めまして、
中射程により率先して残りを叩くことが出来ます。
旗艦MVPを取るのがとても楽になります。
二戦目
二戦目は、ちゃんと命中さえすればシナジー差によりほぼ旗艦MVPが確定します。
ボス戦
ボス戦です。
この編成・装備なら、いちいち複縦陣にせず
1-5海域のように単横陣一択で脳死プレイ出来るのが良いですね♪
開幕で仕留め切れませんでしたが、被害は微小で済みました。
ここでも射程・中なのが活きて、
残りの潜水艦を倒して与ダメージを大きく稼げました。
砲撃で随伴艦が一隻落としましたが、雷撃が当たらず一隻残ってしまいました。
既に総ダメージ量で旗艦MVPが確定していますが、
ここでS勝利を狙って要らぬ欲をかくと、夜戦でミスった挙げ句、
夜戦連撃で逆転されて、MVPを掻っ攫われることにもなります。
これはダメな例としてワザとやっているものですが、
戦闘の推移をちゃんと見ていないと
こういうミスを犯すことにもなりかねません。
ダメージ量を把握しておく程度ですが、ながらプレイにはちと向かないかもしれませんね。
丁字不利などで与ダメージが奮わず、夜戦しないと負けてしまう場合もあるので
ちゃんと見ておくことには意味があるものと神楽は思います。
総評
実際にやってみた感想です。
冒頭での他のキラ付け海域との比較との重複になってしまいますが、
実に絶妙に1-5海域と7-1海域の合間を縫うような
手間と難易度になっているものかと。
1-5海域よりはお手軽かつ一周あたりにかかる時間も短めで済み、
かつ経験値も多く得られる代わりにcond値上昇は控えめ。
7-1海域よりは難易度が低い代わりに、そちらに特化した熟練提督には物足りないという。
まさに中間に収まっている印象を受けました。
それぞれの海域でのキラ付けには一長一短があるだけに、
これで選択の幅が広がる可能性があるのは良いことではないでしょうか。
――以上、常用に値するかはともかくとしまして
キラ付け海域の可能性を模索する試みをやってみたところです。
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